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日々のくだらない話題について


by jinotaro
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新しい生活

今まですんでいたところは、はじめてのアパート暮らしを始めた所だった。
一から物をそろえたこともあり、『自分の城』という感じで意外と
気に入っていた。

そしてある時、彼女と同棲を始めて彼女の物が増え始めた。だんだん
自分の色が薄れて来たが、それはそれで意外と楽しかった。

しかし物が増えていくにつれ部屋は狭くなり「どうしたもんかなぁ」と
考えはじめた時、彼女がいった。

「家が欲しい」

彼女は親父さんが工務店をやっているので、『自分の父親に家を建てて
欲しい』と言うところから始まった話だとは思うのだが、俺にとっては
何十年も借金背負ってまで欲しいものでもないし、あまりピンとくる
ものがあるわけでもなかった。

しかし家を探し始めて色々な物件を見たり不動産屋と話をしている
うちに、だんだんと実感がわいてきた。どうせ買うなら・・・とギリギリの
値段と条件を不動産屋に突きつけ100件以上は物件を見たと思う。

予算のギリギリっぷりのおかげで、大概どの物件もどこかに問題がある。

「角地で好条件なんだけど駅から15分」
「駅から近いけど、旗地」
「駅から近くて整形地だけど前の道路の所有権が複雑」
等など・・・

それでもやっと「ここなら!」というところを見つけて契約をし、
早1ヵ月半。ようやく引越しすることができた。(契約も色々あったけど)

引越し前日は新居に設置する色々なものが運び込まれるので新居で待って
いたのだが、7年ぶりの大雪が降り大混乱。アパートに帰っても次の日に
引越しを手伝ってくれる人たち(彼女の親族)のために、アパートの
2階から1階までの階段と、そこから表通りまで雪かきをする。

そして引越し当日になり、アパートから物を運び出す。4トントラックと
ワンボックスで来てくれたのだが、これが本当に11畳の部屋に入って
いたのかと思うような荷物。4トントラックに隙間なく詰め込まれ、
それでも足りずに上方向に荷物が伸びていく。

そこから新居に運ぶのも雪のおかげで一苦労。手伝ってくれた人には
本当に感謝というしかない。

先に購入しておいたエアコンはホースや設置位置の問題でまた今度つけて
もらうことになったり、購入したカーテンレールが壁用でカーテンレール
ボックスには入らなかったりと瑣末なトラブルは色々あった。
だけどとりあえずは引越し終了。

はじめに家を建てようと言われてから1年ちょっと。本当に長かった。
彼女のほうはリフォームしたり立て替えたりする気が満々なので、
まだまだがんばるつもりみたいだが、俺のほうはとりあえずこれで
ひと段落で一安心。

しばらくは新しい家を楽しみたいと思う。
by jinotaro | 2006-01-23 08:51 | etc