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日々のくだらない話題について


by jinotaro
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忌火起草

本当にPS3って人気無いのね。発売してからまだ1ヶ月半も立ってないゲームが、中古で半額で出ちゃうんだもの。俺にとってはありがたいけど。といっても、もう大作ロールプレイングなんてやる気力は無く、NINTENDO DSで遊ぶのが精一杯の俺にとって、買いたいPS3のゲームなんてそうは無い(じゃあなんで買ったんだよ、というのは置いておいて)。

そんな中「忌火起草」というホラーアドベンチャーゲームを買ってみた。大昔にスーパーファミコンで出た「弟切草」とシステム的にはほとんど同じ。選択肢を適当に選んでボタンを押すだけで先に進むゲームシステム(だから寝転がりながらでもOK)。だけど大きく変わったのは「グラフィック」と「音」。特に「音」に関して言うとDolyb Digitalに対応しているので音が360度自分を包み込む。作りものだけど、とてもリアル。

安物だけど我が家のリビング(という名前の和室)には、Dolbyサラウンドに対応した環境がある。それでこのゲームをやると・・・本当に怖い。音だけでこんなに恐怖感を煽られるなんて・・・

以下ちょっとネタバラシかも。自分が気づかないうちに自分の真後ろに人がいて耳元で呼吸するシーンがあるんだけれど、本当に後ろから耳元でささやくように相手の呼吸音が聞こえてくる。これだけで背中に冷たいものが走りまくり。そのほかにもさまざまなところで絵ではなく音による恐怖の演出がなされている。またグラフィックに関しては絵そのものがきれいというよりは、人の一部をクローズアップするような静止画が多く、怖さを煽ることに重きを置いている感じだ。特に目の表現には凝っている。血走る目や見開かれている目。凝視する目。ちなみにほとんどの画面は静止画で、本当に一部の画面のみ動画が使われているが、その使い方はうまい。逆シャアのブライトの核攻撃なみ。全部撃ち落されたけど。

まぁゲーム自体は一回あたりの選択肢はそれほど無く、ひたすら読むだけに近い。ただ何回もやることによってストーリーのチャートがどんどん増えて行く。あえてこのゲームに点数をつけるなら、AMAZONでは4点ついてるみたいだけど、俺もそんな感じかな。

ともかくPS3を持ってて、サラウンド環境を持っていて、中古で4000円以下でこのゲームを見つけたら買っても損はしないと思う。って、敷居高いなぁ(笑)。
by jinotaro | 2007-12-07 08:31 | game